野性的な猫「まおみ」を撫でてみた
牧場猫のご飯タイム
これはいつものご飯の風景だ。
大きい入れ物にカリカリを入れる。
みんなまとめてあげるため遠慮するとご飯は食べられない。
今朝はここに写っている4匹と後ろになるおがいた。
一枚目の写真には左からぷにミ、トゥフィン、まおみ、なるみが写っている。
(二枚目はぷにみは写っていない。)
なるおは遠慮がちなためここではいつも少ししか食べられない。今日はこの後それなりにご飯を食べれていた。
今日はマスクが来なかったため皆有意義にご飯を食べていた。
(マスクが来ると他猫を押しのけトレイの上に乗っかりご飯を食べる。そして大食いなので皆の分も食べてしまう)
いつも朝と夕方の二回ご飯をあげている。(ほか猫用のご飯ポイントもある)
いつもの朝の風景なのだが何かすこしだけいつもと違っていた。
ぷにみ、トゥフィン、まおみ、なるみ・・・
ん?まおみ?
何故かまおみが普通にご飯に参加していた。
牧場猫まおみ
まおみは警戒心が強く人馴れしていない。私が近くに居ると基本逃げる。
キジトラ一派に属していて危険ねこおにぎりの子である。
過去記事:キジトラ一派について
おにぎりほど危険ではないが人に対しては常に威嚇をし、手を近づけようものなら必ず引っ掻いてくる。
しかし今日は何故か私に気にせずご飯を食べている。
ご飯中猫を撫でるのだが(人馴れさせるため)まおみもいるので引っ掻かれてしまう。
引っ掻かれる恐れがあるが試しにまおみを撫でてみることにした。
他猫を撫でているタイミングで一緒にまおみを撫でてみた。
そしたらなぜかまおみは気にしていない。
普通に頭を撫でてみる。
気にしていない。
前はまおみに触れたらすぐに逃げていたが今日はずいぶんとおとなしかった。
瓜二つの別猫かなとも思ったがまおみだと思う。(しっぽを見る限りまおみだった)
去年の同じ頃もまおみは若干人馴れしかけたがしばらくしたら野性猫に戻ってしまった。
去年は触ることができなかったが(突っつくことはできた)今年になって初めて撫でることができた。
まおみはもう2歳半~3歳くらいになる。
このまま人馴れできるだろうか?
人馴れしていない猫はあまりご飯にありつけない為長生きはできない。
しかしまおみは別である。なぜなら相当狩りが得意だからだ。
ネズミや鳥など簡単に捕まえてしまう。
まおみの場合狩りが得意で人馴れもできたら長生きできるかもしれない。(寒さに耐えられれば)
越冬
ここの牧場でまおみはすでに結構な古参猫になってきている。
野良として生きると大体寿命は2年ほど。しかも北軽井沢の冬はー10度以下になることもあるため外猫たちにとって大変つらいものになる。
その為2歳以上の猫はあまりいない。
初めてまともに越冬する猫達にとっては相当堪えるであろう。
ここの牧場のグランドマザー猫「ナルガ」は今年冬を越せずに亡くなってしまった。
8歳まで生きた最長老猫であった。一度も引っ掻くことがなく相当な良猫であった。
まおみは越冬できるだろうか・・・
最近まおみのおなかが大きく膨らんでいる。
おなかに子供がいるみたいだ。
おそらく政宗の子どもだろう。
これから子を育てて越冬するとなると相当厳しい。
ただ、今年はかなり暖かいので何とかなるかもしれない。
珍しくおなかを見せてくつろいでいるまおみ
ここまで読んでいただきありがとうございました。