猫の仲直り
スーツケースで寝る猫
最近黒モフィーはスーツケースの中に入って寝ている。
以前から黒モフィーは私の部屋へやってきて夜は部屋の中で寝ていた。
いつも椅子の下かベッドの横で寝ていたが寒くなったのかスーツケースの中に入るようになった。
スーツケースの中は私の服が少ししか入っていないのでそのままスーツケースで寝させることにした。
中が汚れてもいいようにタオルを敷いておいた。
ずいぶん気に入ったようで夜になると必ずここに入って来るようになった。
夜はヒーターも付けているので部屋の中は暖かい
そのため黒モフィーは私の部屋へよく来るのだ。人馴れしていないのに
黒モフィーの性格と黒猫の性格
黒モフィーの謎
黒モフィーはここの牧場では謎猫という位置づけになっている。
なぜ謎なのかと言うと他の黒猫と違って明らかに顔が違うのと性格もずいぶんと違うからだ。性格は全く黒猫らしくなく臆病で人(猫)見知りで触られるのを極端に嫌がる。
親兄弟も不明なのである。
人馴れしていないのに人の部屋に寝に来るところも謎である。
黒猫の基本性格
黒猫の基本の性格はおおらかで大雑把(大胆)な猫が多い。警戒心が薄いともいえる。また、優しい性格で平和主義者であったりコミュ力があるのが黒猫の基本性格と言える。
牧場にいる黒猫は、ツキノワ、くろみ、ぬこみ、まさむね、保護猫のメイそれと黒モフィーがいる。
黒モフィー以外の黒猫は皆黒猫らしい性格をしているのだ。(おおらかな性格)
コミュ力の無い黒モフィー
しかし黒モフィーはこの性格から全く反対の性格をしている。
かなりの臆病で人馴れもしていない。
特に全くと言っていいほど他猫と仲良く接しようとしないのだ。
猫の挨拶で鼻と鼻を近づける、頭突きをする、おしりの臭いを嗅ぐ(かがせる)と言った行為を全くしないのだ。
これでは他猫に警戒されても仕方ないといえよう。
ウメ一派
黒モフィーはウメ一派に所属している。
一派の猫はうめ、オチビ、ぷにみ、赤目、マスク、トゥフィンそして黒モフィーであった。
一派の中で黒モフィーと仲がいい猫は3匹いたが内2匹は家猫となり(オチビ、ぷにみ)残り一匹も半家猫になっている(うめ)。
そのため今現在黒モフィーと仲がいい猫は一匹もいない。
今残っている一派の猫はウメ以外はマスクしかいないのである。
赤目は失踪してしまいトゥフィンは別の一派に移った。
そして黒モフィーとマスクはかなり仲が悪いのだ。
黒モフィーとマスク
※写真のサビ猫がマスク
マスクと黒モフィーは同じ一派で以前は特に問題なく過ごしていた。仲が悪くなったのはマスクが子供を産んでからである。
以前から黒モフィーは子猫に対し良くない挙動を見せており母猫達は黒モフィーを警戒していた。
そのためマスクは黒モフィーを追い払うようになったのだ。
今はマスクの子供がいなくなりマスクが黒モフィーを追い払うことは無くなった。
しかし黒モフィーはマスクをひどく警戒するようになり黒モフィーはマスクを極端に嫌うようになってしまったのだ。
黒モフィーとマスクのその後
マスクと黒モフィーは今孤立している。孤立した場合特に問題なのが寒さを凌げなくなる事だ。一緒に寝てくれる猫がいないと凍えてしまう。マスクと黒モフィーは孤立しているので心配していた。
黒モフィーはよく部屋へやってきて寝ているがマスクはどうなったかと言うと外で一匹だけで寝ていたのだ。これでは越冬できない。
ある時マスクが部屋へ入ってきた。黒モフィーが部屋にいるのでマスクは困っていた。その後しばらくしてまた外へ出て行ってしまった。
その数日後すごく寒い日があった。
黒モフィーはいつものようにスーツケースの中で寝ていたが夜中にマスクが部屋へ入ってきた。
相当つらそうにしていた。かなり寒くて寝れなかったのだろう。
マスクは黒モフィーのいるスーツケースに近づいて中へ入っていった。
当然黒モフィーは警戒して唸っていたのだがマスクは恐る恐る入りその後ゆっくりと丸くなって寝だした。
黒モフィーはしばらく唸っていたが特に何をするでもなくそのまま寝ていた。
夜中どうなったか確認してみたらまだ一緒にスーツケースの中で寝ていた。
このままうまく行けば仲が修復するかもしれない。
二匹で寝ればより暖かいだろう。
色々と事情があり猫を常に家の中に入れておくことはできない。
そのため早く仲直りをして一緒に団子になって寝てほしいと思っている。
実はもう一匹孤立している猫がいるのだがその猫と3匹で寝ることができれば越冬できるかもしれない。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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