ぷにみを実家で飼うことにした。
思い立ち
ぷにみは前から体調が悪く猫風邪をずっと引いていた。
体調の悪い猫はまずこの牧場ではまず生きられない。
体調の悪い猫は越冬できないのである。
人馴れしている猫でかなり私に懐いていた。
このままにしておくのはかわいそうだと思い実家に連れて帰ることにした。
仲間と離れ離れになってしまうのは気の毒だが冬が迫ってきているので実家で飼うことにした。
ただ、猫はずいぶん昔に飼ったことがあるだけで正直ちゃんと飼えるかは不安だった。
実家には常に人がいて家を空けることが無いので猫を飼うには悪くない環境である。
家族に猫アレルギーのものがいておそらく私も猫アレルギーだと思う。
そのため猫を飼うのはためらっていたがどうしても放っておけないので実家で飼うことにした。
実家へ
ぷにみをキャリーケースに入れて車を走らせた。
はじめは出たがっていたがしばらくしたら落ち着いた。
途中休憩してキャリーケースから出してみたが問題なかった。
無事自宅に到着してぷにみを家に入れた。
ぷにみは特に怖がる様子はなくしっぽを立てて部屋を散策していた。
おそらくまだ探検気分で楽しいのだろう。
ただ、すぐに寂しがるのは予想していた。
その日は特に鳴き続けたり外へ出ようとすることもなくおとなしくしていた。
次の日もおとなしくしていた。
流石に部屋にいれっぱはかわいそうなので他の部屋にも行かせることにした。
ぷにみは結構楽しそうに散策をしていた。
その後
猫風邪の薬をあげて数日経つがだいぶ改善してきた。
鼻詰まりはほぼない。体調も良くなり部屋で走り回るようになってきた。
家族とも問題なく接していたがまだ少し人見知りをしている。
猫アレルギーのほうも問題ないようだ。
家に迎え入れて数日、かなり慣れたがたまに寂しそうに鳴いていることがある。
かわいそうではあるが野良ではなく家猫として生きてほしい。
まだ来たばかりなので落ち着かないと思うがしばらくしたら落ち着いてくれるだろう。
段ボールハウス
ぷにみが落ち着けるように段ボールの家を作ってみた。
段ボールに穴をあけただけのものだが隠れる場所があると猫は落ち着くだろうと思い作ることにした。
かなり大きめの段ボールをガムテで補強して猫が入れる穴をいくつか開けた。
床に小さい座椅子を寝かして段ボールをかぶせるだけ。
作るのに5分くらいだった。
作ったら早速ぷにみが物珍しそうに中へ入っていった。
問題なく使ってくれるようで安心した。
ただ、たまにしか使ってくれない。
床の座椅子が気に入らないのだろうか。
床の部分は座布団や直置きにもできるのでいろいろ変えてベストな床と場所を探してみることにする。
来たばかりで大変だろうが早く落ち着いてほしいものである。
ここまで読んでいただきありがとうございました。