おううブログ~牧場ねこ日記~

牧場に住んでいる猫たちの様子を載せています。

抱っこ嫌いな猫の克服方法を考えた

 

猫を実家で飼い始めて数日が経つ

 

猫(ぷにみ)はかなり慣れてきて私以外の人間にも怖がらなくなってきた。

 

ただ一つどうしても慣れてくれないものがある。

 

抱っこを嫌がるのである。

 

【目次】

 

我が家の猫が抱っこを怖がる

 

以前からぷにみは抱っこを怖がっていた。

 

抱っこをすると必ず嫌がって肩の上のほうに這い上がろうとする。

 

その後飛び降りるのだ。

 

膝の上もあまり得意ではなく膝の上に乗せてもすぐに下りてしまう。

 

甘えん坊な猫にしては少し解せない。

 

何かトラウマが有るのだろうと考えている。

 

以前牧場に居た頃は人の出入りも多く何か嫌なことをされたのかもしれない。

 

抱っこは以前から嫌がっていたが膝の上は平気であった。

 

しかし目薬を注すようになって膝の上も苦手になってしまった。

 

相当臆病な猫のため少し嫌なことをされるとトラウマになってしまうようである。

 

目の荒れはだいぶ良くなったので今は目薬を注してはいない

 

そのため膝の上は多少乗ってくれるようにはなってきた。

 

しかし抱っこはなかなか慣れてくれない。

 

猫が怖がらないようにおなかを下に向けた抱っこであってもダメなのである。

 

また両前脚の脇をもって持ち上げるときも空中に浮いているのが怖いみたいで前脚で平泳ぎをするように動かしている。(空中を泳いでいる感じ)

 

宙ぶらりんの状態がかなり怖いらしい。

 

どうにか抱っこを慣れさせることができないか調べてみた。

 

まず、猫が抱っこを嫌がる理由を調べてみた。

 

猫が抱っこを嫌がる理由

  • 人になれていない
  • 抱っこをされて嫌な経験がある(トラウマが有る)
  • 抱っこの仕方が下手
  • 性格的にべたべたされるのが嫌い
  • 抱っこされたい気分でないときに抱っこをする
  • どこかケガをしている
  • 猫の嫌がる匂いがする
猫が嫌がる臭い

タバコ、防虫剤、柑橘類の香り、人(特に男性)、香水、コーヒー、ミント、メントール、酢、薬(湿布、塗り薬など)

トラウマ例
  • 抱っこされて痛い経験をした
  • 抱っこされたのち落とされた
  • 抱っこされたのち振り回された
  • 抱っこされたのち動物病院に連れていかれた
  • 抱っこされて薬を投与させた。
  • 抱っこされて爪切りをされた。

 

このように猫が抱っこを嫌がる理由はいくつかある

 

この上記の嫌がる理由を踏まえてどのようにすれば抱っこに慣れてくれるか対策を考えた。

 

抱っこに慣れさせる方法

  • 人に慣れさせる:時間をかけてゆっくりと慣れさせる。敵意がないと知らせるように優しくコミュニケーションする
  • 猫の嫌がる臭いを消す:猫は匂いにかなり敏感な為、猫の嫌がる臭いはNG。タバコ、防虫剤、柑橘類の香り、香水、コーヒー、ミント、メントール、酢、薬(湿布、塗り薬など)このような臭いを無くす
  • 抱っこの仕方を改善する:猫が安心できるような抱っこをする。猫を仰向けにならないようにする。猫が宙ぶらりんにならないようにする
  • 抱っこされると気持ちがいいと思わせる:抱っこをして暖かいと感じさせたり、撫でてあげて気持ち良くさせる
  • 猫が怖がることは極力避ける:爪切りや投薬など様々だが抱っこが嫌がる猫に対しては抱っこをした状態で爪切り、投薬をしないようにする
  • まずは膝の上から慣れさせる:おもちゃやおやつなどで猫を誘導し膝の上に乗った後は優しく撫でたりおやつをあげる。膝の上が安心できるところだと思わせる
  • ちょっとだけ抱っこ:抱っこしてすぐに放してあげる
  • 包み込んで撫でる:抱っこはせずに片方の腕で猫を包み込む、もう片方の手で撫でる

 

猫が安心する抱っこの仕方

  1. 通常の抱っこ: 片手でおしりを支えるように持ちもう一方の手は猫の脇に入れる。なるべく人の体に密着している状態にする

  2. 横向き抱っこ:膝上に乗った時にそのまま持ち上げる。前脚が飼い主さんの腕の上に乗るようにするとより猫は安心する。

  3. 後ろ向き抱っこ:片方の手を猫の胸下に入れ支える、もう片方はおなかを支える※これは以前動物病院に行ったときに獣医さんがやっていたもの。一番安全に移動できる(片手で持ち脇に挟んで支えることもできる)

  4. 向かい合い抱っこ:猫と向かい合って体にくっつける。甘えん坊な猫はこの抱っこを好むが、密着性が強く警戒心の強い猫、人馴れしていない猫にはお勧めできない

※3の後ろ向き抱っこはかなりおすすめ。はじめは後ろ向き抱っこをちょっとだけして慣らすといいかも(ぷにみは後ろ向き抱っこならあまり嫌がらない)

 

 追記:(裏技抱っこ)後ろ向き抱っこの後に脇に挟んで片手抱っこにする。その後空いている方の自分の腕を猫の前脚の支えにする抱っこ方法。

見た目は横向き抱っこになるが猫の後方を脇に挟む形となっている。

この抱っこ方法ならほとんどの猫に通用する。脇に挟む力はなるべく少なくする。

抱っこされたことのない猫で多少人馴れしていない猫で試してみた。トゥフィン、クロモフィー、なるみで試したらうまく行ったがしばらくしたら嫌がって暴れだしたので放してあげた。裏技抱っこが一番長くだっこができた。

 

猫が嫌がる抱っこ

  1. 仰向けにする
  2. 両腕を猫の脇に入れて宙ぶらりんにする
  3. 密着させすぎる
  4. 向かい合い抱っこで顔を近づける
  5. 長時間抱っこする

※4は甘えん坊な猫や抱っこに慣れている猫なら問題なし

 

まとめ

このように猫の嫌がることは極力避け猫が安心できるようにしてあげるのが最善策だと感じる。

猫によって性格もさまざまであり抱っこが好きな猫ばかりではない。

抱っこに慣れるのに一年以上かかる猫もいる。根気がいる場合もあるがゆっくり慣らすのが一番であり猫との信頼関係を築くのが一番大切なことだと考える

 

猫 抱っこ 嫌がる

我が家の猫(ぷにみ)半年ほどの長い時間をかけてゆっくり慣らしていこうと思う。

 

追記)

ぷにみを飼い始めて半年が経った。飼い初めに比べれば随分慣れたがまだ嫌がることも多い。裏技抱っこなら一番猫が安心できるようで我が家では抱っこするときはいつも裏技抱っこにしている。

 

 

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